魚津市の蜃気楼と共に満喫!富山の金太郎温泉

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温泉レポート

温泉好きの皆さん、こんにちは。

今回の温泉レポートでは、富山県民からオススメしてもらった有名な温泉をご紹介。

富山県といえば、ホタルイカでも有名ですね。刺し身にボイルにフライにと、食べ方いろいろのホタルイカ。

また食べたいなあ、とお腹をぐうぐういわせながらこの記事を書いています。

それでは、レポートといきましょう。

「立ち寄り湯」を中心に紹介している当ブログは、チャリダーやライダー、キャンパーなど旅人に優しい温泉紹介となっています。

金太郎温泉

金太郎温泉

金太郎温泉

場所

魚津市の地図

富山県魚津市天神野新6000

富山県の北東部に位置する魚津市にある温泉です。

日本海に面し、特別天然記念物に指定されている「埋没林」でも有名な魚津市。

また、蜃気楼の名所としてもよく知られ、魚津市のHPによるとそれは江戸時代以前からとのこと。

蜃気楼をとらえる為のライブカメラの設置や「海の駅 蜃気楼」など、魚津市にいけば蜃気楼への造詣を深める事も出来るでしょう。

そんな魚津市にある金太郎温泉は、お隣「黒部市」にほど近い場所に建っています。

温泉の特徴

カルナの館

金太郎温泉は日帰り温泉施設「カルナの館」を伴う宿泊施設。

昭和40年に「天つ神の座す」という謂われのある魚津・天神山のふもとに開湯、となっています。

私が訪れたのはだいぶ前になりますが、2022年6月に「リボーンプロジェクト」という取り組みにより、新装開業した金太郎温泉。

2023年12月18日に発表された、観光経済新聞主催「にっぽんの温泉100選」にも入選されたようです。おめでとうございます!

「金太郎温泉」とインパクトのある施設名は、創業者が「金太郎さんのように全身に力が溢れ、元気一杯に、健康になるように」という願いを込めて付けられたそうです。

それでは温泉の特徴をみていきましょう。

  • 総面積800坪の開放感
  • 100%源泉掛け流し
  • 全国でも珍しい泉質
  • 高濃度な湯
  • あっという間にポカポカ

総面積800坪の開放感

総面積800坪といわれてもピンとこないので、テニスコートに例えてみましょう。

800坪=2644.628㎡。大雑把にですがテニスコート13個分程になるかと思います。

宿泊施設の温泉といえばどこも広い面積を持ち、大浴場、貸切風呂、休憩所、レストラン、マッサージルームなども含みはするものの、それでも800坪というのはかなり広い方ではないでしょうか。

大浴場

大浴場も開放感のある造りとなっており、内湯・露天風呂共に複数人が入っても窮屈さを感じません。

特に印象的だったのは立山連峰をイメージして作られたという内湯の景観です。

赤石などを中心に全国各地より集めた銘石・奇石(大きな石)が組み上げられており、内湯に浸かりながら富山の雰囲気を堪能。

また、露天風呂の大きな石も見応えがあります。

100%源泉掛け流し

金太郎温泉(カルナの館)では、100%源泉掛け流しとなっています。

これ、実はけっこうすごい事なんですね。

温泉好きであると共にサウナ好きでもある私は、地元でもいくつかのサウナ付き温泉施設へ行きます。

それらは温泉であることはたしかなんですが、循環式だったり沸かし湯だったりします。施設や浴槽の広さを考えると仕方がないとは思っていますが、本音は源泉掛け流しであってほしいところ。

しかし、この金太郎温泉はこれだけ広い浴槽を持ちながら100%源泉掛け流しというのですから、それはそれは凄い湯量が湧いているという事になります。

※ただし、温泉分析書の「温泉を循環をしている場合はその旨(ろ過を実施している場合は、その旨を含む)及び、その理由」の欄に、「入浴に適した湯温の均一化のため定時にかくはん循環する場合があります。ろ過はしていません」とあります。

全国でも珍しい泉質

こちらは下の【泉質】の項目に引き継ぎますが、食塩泉(塩化物泉)と硫黄泉が混合した国内でも珍しい泉質となっています。

1つの温泉施設で複数の源泉を楽しめる場所は多々ありますが、食塩泉と硫黄泉の混合とはこれまた珍しいですね。

海沿いの魚津ならではでしょうか。

高濃度な湯

鉱水(鉱泉)1kg中に含まれているガス性以外の物質の量を示す「溶存物質量」。

3〜4桁の温泉が多い中、金太郎温泉のそれは5桁となっています。

とても高濃度な温泉といえますね。

あっという間にポカポカ

70度を超える高温と塩化物泉のおかげか、入浴後あっという間にポカポカに。

積雪も多い富山ですが、金太郎温泉に入れば芯からあたたまり、心地良く眠りにつくことができます。

泉質

含硫黄ーナトリウム・カルシウムー塩化物泉〔硫化水素型〕

(高張性・中性・高温泉)  

温泉分析書の写真を撮影していない為、富山県の源泉一覧を参考にさせていただくと金太郎温泉には3つの源泉があるようです。

  • 金太郎温泉
  • 金太郎温泉(2号井)
  • 金太郎温泉(3号井)

どちらも掘削自噴となっています。

揚水量が測定不能となっていますので、「測れない程の量が湧き出ている」ということかもしれません。

pH6.96
泉温73.5℃
溶存物質 16688.0mg/kg
分析年月日H26.9.19

その他の情報

金太郎温泉

金太郎温泉は宿泊施設となっていますが、【日帰り温泉 カルナの館】は宿泊者以外の利用も可能です。

入浴に必要なものは揃っております。どうぞ手ぶらでお越しくださいませ。

とあるように、ソープ類やドライヤー完備。タオル販売もあるので、ふらっと立ち寄る事ができます。

大浴場内の風呂の種類

  • 内湯(立山連峰パノラマ大浴殿)
  • 露天風呂(庭園大露天風呂)
  • 高温サウナ
  • 寝湯
  • 打たせ湯
  • 腰掛け足湯
  • 足腰湯
  • ジェットバス
  • エステバス(女湯のみ)
  • 歩行浴
  • 健康道場

貸切風呂

大浴場の他、有料の貸切風呂が4つ有り。

思い出

魚津在住の知人から「金太郎温泉に行ってこられー」とオススメされた金太郎温泉。

地元の人がオススメするなら行ってみなければ!ということで訪れてみました。

夕方だったこともあり、ひっきりなしに車が。宿泊客だけでなく外来客の多い温泉は、地元民に愛されている事が分かります。

人は多かったものの、ゆとりある浴場のおかげでゆっくりと入浴することが出来ました。その日も寒い日でしたが、帰ってからもしばらくポカポカが持続。

心地よい湯上がりで、地元の人がオススメするワケが分かりました。

施設情報

金太郎温泉 (日帰り温泉 カルナの館)

〒937-0013 富山県魚津市天神野新6000

2023年10月1日より利用料金の改定が行われました。

  • 3時間コース 大人1100円
  • 1日コース  大人1300円
  • (小学生以下 半額)
  • 【ETCカード割引】入館時カード提示で1日コース1300円→1100円に(1枚で4名まで)※他の特典割引との併用不可

  • 定休日  なし
  • 営業時間 午前8:30~午後11:30(※最終受付・午後11:00)
  • アメニティ ボディーソープ、シャンプー、リンス、ドライヤー
  • タオル販売、館内着有料貸出あり
  • 貸し切り風呂→4ルームあり(予約制)受付時間10:00~20:00(入浴時間は22:00まで)
  • 【その他施設】レストラン、あかすりコーナー、マッサージルーム、ゲームコーナー、ロビー、リラックスルーム

新幹線・黒部宇奈月温泉駅から車で約10分

魚津駅より車で約10分

北陸自動車道魚津ICより約10分

価格改定

昨今のエネルギー費用の高騰もあり、令和5年10月1日よりカルナの館の入館料を見直しさせていただくことになりましたので何卒ご理解頂きますようお願いいたします。            

              金太郎温泉

私のこの記事は2022年9月30日に公開したものを再投稿したものですので、当時記載していた利用料と見比べてみましょう。↓

【2022年9月30日時点】

  • 定休日    なし
  • 営業時間   AM8:30〜PM11:30(最終受付PM11:00)

【料金】

■1日コース

大人:1,680円 小人:840円

■3時間コース

大人:1,050円 小人:525円

※ETCカード割引あり 入館時カード提示1日コース 1,680円→1,050円(カード1枚で4名までOK)他の特典割引との併用は✕

3時間コースが50円の値上がりとなっていますが、1日コースに至っては380円の値下げとなっています。

他、貸切風呂の値上げ、販売タオルと貸出バスタオルが10円の値上げとなっていますが、大浴場利用の1日コースを選べば、以前よりお安く楽しめるようになった様です。

金太郎温泉 · 〒937-0013 富山県魚津市天神野新6000
★★★★☆ · 旅館

まとめ

蜃気楼はそう簡単に見れるものではないでしょうが、見れることを期待して魚津を訪れてみては?

蜃気楼出現を待ったあとは、金太郎温泉に入って帰りましょう。

金太郎温泉でポカポカに過ごせば、富山の寒さもいいスパイスに!

この記事は、2022年9月23日に公開したものを追記・修正し、2024年1月18日に再度公開しました。

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