温泉レポート12回目は、熊本県山鹿の平山温泉郷　元湯を紹介する。

その温泉とは？

ひらやま温泉　元湯（もとゆ）

熊本県山鹿市平山

熊本県の北部、山鹿市にある平山温泉郷の温泉。

熊本県の里山にある平山温泉郷。

「美人の湯」といわれるトロッとした湯で、熊本内外の方に「いいお湯に入るなら平山温泉」と言われる温泉郷。

温泉好きの口からはだいたい「平山温泉」が出てくる。平山温泉の歴史は長く、加藤清正も訪れたいう話もあるとか。

現在は多くの温泉施設、宿が点在する。

福岡県に近いこともあり、県外からの来訪も多い平山温泉郷。

その平山温泉郷の「平山温泉　元湯」は70年の歴史を持つ。

新しい施設などが多い中、ここ元湯は地元の人の温泉といったところ。

時間帯が悪かったかもしれないが、とにかく人が多かった。

温泉郷であるので近隣に温泉はいくつもあるのだが、ここ元湯は人の出入りが多い。

券売機で入浴券を購入し、受付に出す。

lovable温泉

300円は嬉しいポイント

「ゆ」と書かれた透明のドアがあるので、そこを出て浴室へ向かう。

内湯が2つに、露天風呂が1つで源泉かけ流し。

お湯は無色透明でとろみがある。わずかに硫黄の香りもした。昔はもっとトロトロしていたとの話もあるそうだが、ｐＨ値が9.6という強アルカリの湯。

肌のクレンジング効果がある「美人の湯」だ。

温泉たまご

僕のようにツルッつるになれるのがアルカリ性温泉の特徴だよ

外来客を意識していない造りで、お手洗いの窓から「のぼり」のような荷物が透けて見えていたり、露天風呂もどこか手作り感が滲み出ている。

地元の人に愛される飾らない温泉という印象なので、そういうのが好きな人にはいいだろう。

女子旅やここぞのデートの時は、平山温泉には他にも温泉施設はあるので別の選択肢もありだ。

アルカリ性単純温泉
（低張性　アルカリ性　高温泉）

源泉名	平山温泉　元湯　内風呂（女湯内湯）
湧出地	熊本県山鹿市平山金山256-1
泉温	43.4℃
湧出量	−
知覚試験	−
ｐＨ値	9.6
ラドン	9.26✕10−10Ci/kg
分析年月日	縁ありケースの中に入っていて分析年月日はは見えないが、温泉利用許可証の年月日は平成28年11月4日
泉質別禁忌症	特になし
泉質別適応症	自律神経不安定症・不眠症・うつ状態