温泉好きの皆さん、こんにちは。
今回はタイトルの通り、筋肉痛は温泉で治るのか?について実体験を踏まえて紹介したいと思います。
今このページを開いているということは、筋肉痛で苦しんでいる最中かもしれないですよね。
ですので、先に結論をお伝えすると以下のようになります。
- 軽度の筋肉痛なら多少の緩和あり
- 極度の筋肉痛(全身に渡るなど)には難しい
「起き上がるのもやっとだ」といった場合、無理をして温泉へ行くより、安静にして自宅の風呂に入った方が良いでしょう。
それでは、私の体験談を紹介します。
筋肉痛
久しぶりに激しい運動をしたことにより、極度の筋肉痛に襲われました。
立ち上がるのもやっとで、ヨタヨタしながら歩いています。
筋肉痛の治し方としてたびたび紹介されている「入浴で血行を促進する」方法。
それにならい、温泉入浴で筋肉痛緩和を試みることにしました。
状態
【筋肉痛が起きた部位】
内もも・外もも・ふくらはぎ・腕肩
【筋肉痛になった原因】
- 普段運動をしていない状態での、急な運動による激しい筋肉痛
- 運動で1番酷使した箇所は足
【体の状態】
- 立ち上がる時、足の力だけで立ち上がれない
- 段差のある箇所で通常の何倍も時間が掛かる
- 市販の解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン系)が効かない
【その他の情報】
湿布や塗り薬等は不使用。
温泉入浴での検証
3日間温泉入浴を行いました。
- 1日目 単純硫黄泉
- 2日目 アルカリ性単純温泉
- 3日目 アルカリ性単純温泉
1日目
運動の最中、股関節に痛みを感じ始めます。筋が引っ張られる感覚を覚え、後半には足がプルプルと微痙攣。疲労が溜まり、筋肉痛になることは明らかでした。
その後、すぐに温泉に浸かります。
泉質 単純硫黄泉
(源泉温度が高いため加水あり)
入浴時間 20分ほど
一気に疲労がとれ、足の痛みとプルプルも消失。
その後、就寝するまで痛みを感じる事はありませんでした。このままいくと、筋肉痛になる気配はありません。
久しぶりの運動と温泉入浴の相乗効果で心地よい高揚感に包まれながら眠りにつきます。
2日目
起床時、起き上がる事が出来ません。正確には足の力だけで立ち上がれない状態です。
残念ながら筋肉痛になってしまいました。
歩くのもやっとで、一歩一歩に時間がかかります。室内の5cmにも満たない段差を超えるのも困難な有り様です。
痛みは足だけに留まらず、腕肩にも広がっていました。体のどこを動かすにも辛く、1リットルのケトルのお湯をこぼしてしまいます。
出掛ける気力はあるものの、体力が追いつきません。
これまで体験したことのないレベルの筋肉痛のため、初めて筋肉痛に解熱鎮痛剤を使用してみます。アセトアミノフェン系(作用のおだやかな解熱鎮痛薬)だったからか、全く効果がありません。(飲んだのはこの一回きり)
一刻も早くこの痛みから開放されたい、そんな思いで温泉へ。(室内の移動も、家から出るのも、車の乗り降りも、全てが通常の何倍もの時間が掛かっています)
泉質 アルカリ性単純温泉
(ぬるめのお湯)
入浴時間 1時間半ほど
お湯に浸かっている間、多少痛みが緩ます。
帰り際、足元はヨタヨタしていましたが、気分は爽快でした。温泉のおかげか、腕肩の痛みは軽減したように思います。
3日目
なかなか布団から起き上がれません。
やっとカラダを起こしてみますが、立ち上がるのに気合いがいります。
動作のたびに「うっ」「ふぅー」といちいち声が出て、これも大変疲れます。
腕肩の痛みはほとんど感じないレベルになっていましたが、足の痛みは緩和されるどころか日に日に強くなっています。
再び温泉へ向かいました。
泉質 アルカリ性単純温泉
(ぬるめのお湯)
入浴時間 30分ほど
前日と同じ温泉ですが、入浴客が多かったこともあり長湯は出来ませんでした。
これといった変化を感じない状態で、温泉をあとにします。
その夜も足の痛みは相変わらずでした。
筋肉痛は温泉で治るのか?
筋肉痛の緩和に温泉がどう作用するかの検証は3日目をもって終了としました。
理由は、時間経過と共に自然治癒力で緩和していくことから、温泉との相関関係は測れないからです。
結局、温泉で治ったの?
腕肩の痛みが早期に緩和されたことから、軽度の筋肉痛なら入浴による血行促進は意味があるようにも思います。
ただし、温泉が良いのか、自宅の風呂でも得られるものは同じか、までは現在のところ分かりません。
また、今回の私のような極度の筋肉痛の場合、そこに即効性を求めるのは違ったという結果となりました。
まとめ
筋肉痛を温泉で治そうとしましたが、結果は期待するほどではありませんでした。
動くのもやっとの状態なら、自宅で安静にしておくほうが賢明にも思います。
軽度であれば、痛みで憂鬱な1日を過ごすより、温泉に入ってリフレッシュした方が有意義かもしれませんね。
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