温泉好きの皆さん、こんにちは。
早速ですが、今回の温泉レポートは前回のレポートと共にご覧いただけたらと思います。(先にそちらを読んでほしいです)
タイトルに「温泉探検家」なんてふてぶてしくも付けちゃっています。プロの温泉家やスマホがない時代から日本津々浦々の温泉を渡り歩いてこられた先人の方々から「おこがましい」と怒られちゃうかもしれないですね。
でも、大目に見てください。AIに自分のブログを読ませてみたところ、勝手に命名されたのです。
でも響きが気にいってしまったので、今後は「温泉探検家・見習い」として皆さまに温泉情報をお伝えしていけたらと思います!
はい、それでは今回の温泉レポート、川の湯の紹介です。
今回も引き続き、勇気がいる温泉となっています。
「立ち寄り湯」を中心に紹介している当ブログは、チャリダーやライダー、キャンパーなど旅人に優しい温泉紹介となっています。
川の湯
川の湯
※誰が名付けたのか正式名称の出所は不明
場所
鹿児島県霧島市牧園町高千穂
今回のお湯「川の湯」は、前回紹介した「霧島最古の岩風呂(目の湯)」の横を流れる温泉です。
入口となる駐車場は霧島温泉街の少し先となっています。
駐車場から自然探勝路を徒歩で進みましょう。
体力に自信がなくても大丈夫。駐車場から一分もしないくらいで到着します。
実は前回紹介した「霧島最古の岩風呂」の写真の横にひょっこり写っていたのが今回の「川の湯」。
温泉の特徴
- 霧島温泉特有の白濁した湯
- 湯量の多さと掛け流し温泉
- 開放感と非日常
霧島温泉特有の白濁した湯
上の写真を見ると分かる通り、霧島最古の岩風呂とは違う白濁した湯なのが今回の川の湯。
そのひょっこりの部分から上を見上げてみると、このような景色が広がっています。
「霧島温泉に流れる野湯」と表現したのは大げさでもなんでもなく、そのまま温泉が川となって流れているんですね。
このお湯はいったい何なのか?というと、前回この記事を投稿した際に私はこのように書いています。
ここは温泉として存在しているわけではないのだろうが、浸かれるほどの深さがあり、しっかりとした温泉である。
前回の「目の湯」のように温泉名が書かれた看板があるわけでもなく、ハッキリとした事は説明もない。
ただ、近隣にある【丸尾の滝/丸尾滝(まるおのたき】が上流の温泉水の余剰分であることから、この温泉もそれと同じであるかと思われる。
※詳細が分かったら追記していく。
霧島市のHPによると、【丸尾滝】は上流の栄之尾温泉や硫黄谷温泉の温泉水を集めて落ちる珍しい湯の滝と紹介されています。
この丸尾の滝と今回の川の湯の上流は位置関係的に別物のようにも感じますが、どこからかの自噴または掘削による温泉水が丸々流れているか、川の水と混じり合って流れているかというところでしょう。(どこに確認をとったら詳細を教えてくれるのでしょうかね)
ということで、詳細は分かりませんが硫黄泉だろうと思います。
底には沈殿物があり、霧島温泉特有の白濁湯(にごり湯)を楽しめます。
湯量の多さと掛け流し温泉
既に説明した通り上流からワシャワシャと温泉が流れてくるため、とんでもない湯量です。
こんなに激しい掛け流しは他にないかと思われます。
また、随時「新鮮なお湯」に切り替わるのはとても気持ちが良いものです。
湯壺を上がった先にも、浸かれる程の場所があります。
開放感と非日常
森林の中の野湯である「川の湯」。
大自然の中で湯に浸かっているという感覚は、開放感と共に大きな癒やしをもたらしてくれることでしょう。
季節や時間帯によって異なりますが、私の感覚では長湯できるくらいの温度です。
泉質
温泉施設ではないことから、温泉分析書の掲示はありません。
その他の情報
ハイキング中の方に遭遇することもあります。(写真の上に橋が写っている)
建物も無く、男女の仕切りがあるわけではないので、入るかどうかは個々人の判断で。
隣の「霧島最古の岩風呂」は先客が居たら足だけ突っ込むのは失礼になりますが、広さのある「川の湯」は、足湯だけでも楽しむ事は可能。
水着着用ならどうか?という事に関しては、私には判断出来ませんが、「霧島最古の岩風呂」でも書いたように、自然の中にシャンプー類の液体を流す行為は控えましょう。
流れがあること、管理者がいないことから利用に際しては充分注意しましょう。
思い出
こちらも「霧島最古の岩風呂」と同じく、誰かを連れて行くと無邪気な姿を垣間見れる貴重な温泉ですね。
施設情報
〒899-6603 鹿児島県霧島市牧園町高千穂
- 施設管理者 不明
- 定休日 なし
- 営業時間 指定なし
- 利用料 無料
- アメニティー なし
- 駐車場 丸尾自然探勝路の駐車場を利用
- ※googleマップに「川の湯」は出てこないので、「霧島最古の岩風呂 目の湯」参照
まとめ
霧島の川の湯は、森林浴をしながら温泉に浸かることができるという「リフレッシュ」するのにはもってこいの場所。
温泉に入ることもそうですが、自然探勝路に一歩足を踏み入れるだけでもホッとできるように思います。
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