温泉レポート10回目は、一度は入っておきたい湯布院の「下ん湯」を紹介する。
その温泉とは?
下ん湯
どこにある?
大分県由布市湯布院町川上
大分県の中心、由布市湯布院町にある温泉。
どんな温泉?
観光地として有名な湯布院の中にあり、有名な金鱗湖(きんりんこ)という池の真横にある温泉。
この写真の左端に写っているのが「下ん湯」。
金鱗湖は朝霧が美しいんだって
見てみたいなあ
これは池の遊歩道沿いから人気を避けて撮ったものなので人の姿は写っていないが、実際にはそこらじゅうに観光客がひしめきあっている場所。
このような場所にある温泉で、それも池側の壁がない半露天風呂というのが特徴的な温泉。
茅葺き屋根の趣のある建物。
金鱗湖(きんりんこ)沿いにありながら、人通りは池の半周に集中しているので、ここに温泉がある事に気付かないかもしれない。
特徴は?
また特徴は無人の温泉で、手前のポストのようなものに入浴料を投入するところ。
2022年秋の時点では入浴料一人200円。2023年現在も変わらず200円のようだ。
そして更に特徴は、昔ながらの混浴であること。
これには抵抗のある方もいるかもしれないが、老若男女が同じ湯を楽しみながら湯布院について語り合う。地元の人との語らい。そんな場所は残ってほしいものだ。
露天側よりも内側のお湯の方が温度が高かった。
泉質は?
単純温泉
(弱アルカリ性 低張性 高温泉)
源泉名 | 岳本共同温泉利用組合 |
泉温 | 61.9℃ 気温(16.9℃) |
湧出量 | 測定せず |
知覚試験 | 無色・澄明 ほとんど無味・ほとんど無臭 |
pH値 | 8.1 (25℃) |
ラドン | 2.0✕10 −10 Ci/kg未満 |
泉質別禁忌症 (浴用) | 該当なし |
泉質別適応症 (浴用) | 自律神経不安定症・不眠症・うつ状態 |
単純温泉なのでこれといった特徴は感じられないが、クセのない湯なので誰でもが楽しめる湯。
思い出は?
道路を埋め尽くすほどの人、人、人で溢れていた湯布院で、池のほとりでゆっくりとお湯に浸かれる幸せを感じた。
地元の方によると最近は湯の出が悪いらしく、芯から温まるにはやや心許ない状態だった。
その他の情報
訪れた際には営業時間が午前9時〜午後8時となっていたが、2023年2月現在は午前10時〜8時と変更になった様だ。
更に、直近で行った方の情報によると、お湯がでないため当分の間、閉鎖中とのこと。
いつか再開してくれることを望む。
ひとこと
下ん湯で、ゆったりとした時間を感じよう
施設情報
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上
- 定休日 不明
- 営業時間 10:00〜20:00
- 料金 一人200円
- 備品 なし(洗面器はあり)
※2023年2月現在は閉鎖中
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